基礎体温について、どれほどご存じですか?基礎体温計を使って基礎体温を測り、基礎体温表(基礎体温グラフ)にその記録をつける事によって、排卵日、高温期、低温期、生理の時期、ホルモンバランスなど、女性の体の状態をたくさん知ることが出来ます。妊娠や避妊、不妊、PMS(月経前症候群)のことが気になる方はもちろんのこと、そうでない方も、普段の健康に役立ちますので、是非とも、基礎体温を測るようにしましょうね♪
生理周期または月経周期とは、生理(月経)がはじまった日から、次の生理(月経)のはじまる前日までをいいます。
だいたい25日~35日くらいが一般的ですが、周期や日数は人それぞれ。
年齢によって、体の状態(思春期、性成熟期、更年期など)が変わりますので、それによっても変わってきます。
生理(月経)をつかさどっている卵巣は、排卵までの期間と排卵後黄体が形成され、退行するまでの期間をそれぞれ卵胞期、黄体期とよび、異なった機能を行っています。
その状態を順を追って紹介しましょう。

卵胞期とは、卵胞が成長する時期で、増殖期とも呼ばれています。
女性は生まれた時から、卵巣内にもっている原始卵胞が月に一度、卵胞に成長します。
それから卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌します。卵胞ホルモン(エストロゲン)の働きによって、生理で血液とともに流れ出てしまった赤ちゃんのためのベッド(子宮内膜)を厚くし、妊娠のための準備を始めるんですね。
卵胞ホルモン(エストロゲン)には黄体ホルモン(プロゲステロン)のような体温をわずかに上げる働きはないので、このときの基礎体温は比較的低温が続き、低温期と呼ばれています。

卵胞ホルモン(エストロゲン)によって、子宮内膜の赤ちゃんのためのベッドが厚くなり、受精卵を受け入れる準備が整うと血液中の卵胞ホルモン(エストロゲン)を感知した脳の下垂体というところから黄体形成ホルモンというホルモンが分泌されます。
このホルモンの働きによって、卵胞から卵子が出てきます。これを排卵といいます。排卵された卵子は卵巣から卵管に吸い上げられ、その時に精子がいますと、受精するもしくは、受精する可能性が高い。このときの基礎体温はいったんガクンと下がります。

黄体期とは排卵後生理が始まるまでの期間(約2週間)をさし、分泌期とも呼ばれています。排卵後の卵胞は黄体となり、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。
この黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによって、赤ちゃんのためのベッド(子宮内膜)はやわらかくなり、受精卵が着床しやすいように準備をします。
このときの基礎体温は黄体ホルモン(プロゲステロン)がわずかに体温を上げる作用がありますので、高温期になります。

月経期とはいわゆる生理のことですね。
卵胞期、排卵期、黄体期とせっせと、赤ちゃんが着床しやすいようにベッドを作っていたのですが、着床せずその役目を果たせなくなると、そのベッド(子宮内膜)は血液とともに体の外に排出されることになります。
生理は通常、3~7日間続きます。
基礎体温は、生理が始まると黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が減って、また低温期になります。
排卵は月経の14日(プラスマイナス2日)前頃におこり、受精や着床がなければ生理になります。排卵から次の生理まで(黄体期)の日数は14日前後で誰でもほぼ一定なのですが、生理の始まった日から次の排卵までの日数(卵胞期)は個人差があります。
よって、卵胞期が長ければ、生理周期も長くなりますし、逆に卵胞期が短ければ、生理周期も短くなります。
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